ESTA(エスタ)の申請をネットで自分でしてみました。
アメリカへ行く時、事前に必ずしておかなくてはならないことがあります。
それは・・・
電子渡航認可システム「エスタ(ESTA)」
の認証を受けること!
このエスタの認証を受けていないとアメリカに入国ができません!!!
せっかく空港に着いても入国できずに日本に帰らなくてはならないなんて、泣くに泣けません。。。
ま、その前に飛行機に乗せてもらえないでしょうけどね( ̄▽ ̄)
電子渡航認可システム「エスタ(ESTA)」って何???
アメリカに短期滞在のビザ(査証)が免除されている人がアメリカに入国する前に、その人がビザ(査証)なしで訪米する条件を満たしているか、保安上のリスクをもたらさないか、をチェックするシステムなんです。
テロ防止の観点から平成21年1月12日よりこの電子渡航認可システム、通称「エスタ(ESTA)」が始まりました。
つまり、日本人はアメリカに90日以内の滞在をするときはビザ(査証)をとる必要がなくてパスポートだけで行っても良いのです。
その代わりと言っちゃあなんだけど、アメリカに行く前にビザなしで入国しても安全な人なのか認証を受けてからにしてね!
危険な人はアメリカに入国させたくないからね!
ってことみたいね。
テロがあったし、安全を考えたら仕方ないのかな。
そして、ハワイは当然アメリカなのでハワイに行く人だってこの「エスタ」の認証を受けなくちゃならんのよ!
なお、すでになんらかのアメリカのビザを持っている人は、このエスタの申請はいりませーん。
ビザを取るときにアメリカへの入国について申請してるからね。
1度認証を受けたら2年間有効
エスタの認証はそのときの渡航1回きりではないのでーす。
有効期限は2年間。
その間なら何度ハワイへ行こうが、アメリカ本土に行こうが、エスタはの認証は最初の1回で良いのです。
ただね、エスタの有効期限が2年間でも、その期間内に自分のパスポートの有効期限が切れちゃう場合は、先に期限が切れるパスポートの有効期限までにになってしまいますよ。
エスタとパスポートの有効期限、どっちが先に切れるのか、確認しておくと良いですよ。
ちなみに、アメリカ政府ではアメリカ渡航の72時間前までのエスタ申請をおすすめしています。
そして、アメリカ行きが決まっていなくてもエスタの申請をすることができちゃいます。
なので実際の渡航日程は決まっていなくても、近いうちにアメリカに行く予定がある人はさっさと申請を済ませちゃいましょう。
有効期限も2年間、あることだし。
代理申請などをしてもらう場合は、申請から認証がおりるまで1週間〜10日くらいかかる場合もあるみたいですから。
ゆとりをもってエスタは申請して認証を受けておきたいですね〜。
あとで泣きをみるのはゴメンですから(笑)
エスタの申請はインターネットでできますよ!
さてさて、ではそのエスタ(ESTA)とやらの申請でもしておきましょうか。
何かあって認証が受けられなかったら困るので、ちょっと早めに日程に余裕をもって申請手続きをしておきました。
感想としては・・・
「簡単っちゃぁ簡単だけど、面倒っちゃぁ面倒ね。
5分程度では終わらないわ・・・。」
ちょろっと調べてから申請をしてみたんですけど、
「5分〜10分程度でちゃらっと終わっちゃった♪」
なぁ〜んてコメントも目にしましたが、実際にやってみて、
そんなに短時間では終わらんかったっ!!!
これが私の感想です(⌒-⌒; )
ただ単に私が遅いだけかもしれませんが・・・。
でも、やっぱり慣れていない人にはそんなに早く短時間でできる作業ではないかな。
難しい手続きではないんですけどね。
いろいろと入力することがあったり、確認しておかなくちゃならない項目があったりで、
結局なんやかやと申請手続きには時間がちょろっとかかってしまいました。
あ、でも、何時間もかかるわけではないのでご安心を〜。
ということで、ネットで自分でESTAの申請をしてみましたので、その手順なんてのをかる〜く書いてみました。
申請に必要なもの・こと
・90日以内のアメリカ滞在であること
・ビジネス目的 or 観光目的であること
・Visa Waiver Program対象国の市民か資格のある国民(日本は対象国です)
・Visa Waiver Program対象国発行の有効なパスポート(日本が発行したパスポートはOK)
・申請料14ドルが支払えるクレジットカード or ペイパル。
・現地での滞在先住所(ホテル名など)、滞在先の電話番号などの申請者の連絡先
まずは新規の申請を
エスタの申請を自分でするには、まずエスタ公式ホームページにアクセスします。
※英語のページになってしまったら右上の『言語の交換』の隣から日本語を選んで日本語表示にしてみてください。
「新規の申請」をクリックします。
するとこの画面の下の方へ移動するので、次は「個人による申請」をクリック。
「セキュリティに関する通告」が出てきますので、よく読んで( ̄▽ ̄)
この通告を確認して手続きを進めるのなら右側の「確認&続行」をクリック。
免責事項が表示されるので、よく読んで条件に合意したら赤い四角に囲まれた「はい」にチェックを入れます。
※「いいえ」にチェックを入れると手続きが進みません(⌒-⌒; )
これで1ページ目の手続きが終了です。
次の手続きに進むので右側の「次へ」をクリックして2ページ目の手続きへ進みましょう。
ではステップ2!
ここでは申請者の情報を入力していきます。
最初の画面で表示を「日本語」に変えたので項目名などは日本語表記されてますが、
”入力は英語・ローマ字ですること!”
ここ、大事!!!
自分の名前はもちろん、滞在先の住所やホテル名なども英語(ローマ字)で入力しなくちゃなりません!
日本語表記にしたからって、油断してちゃぁ、ダメですよ(笑)
では、英語で入力していきましょ( ̄▽ ̄)・「性」「名」をローマ字で入力します。パスポートと同じ表記で入力しましょ。
・「性別」は赤枠の中の右端をクリックして該当するものを選択しますよー。
ところどころ、項目の入力にイレギュラーなことがあったら、その項目に?マークがあるのでそこをクリックしてみてください。
その項目についての説明が出てきますよ^ ^
次はあなたのパスポートナンバーなどなど。
手元にパスポートをご用意ください。
パスポートを見ながら「生年月日」「パスポート番号」「出生地」「国籍」「発行日」「有効期限」「発行した国」、と「出生した市区町村」も入力しましょ。
ここはパスポートを見ながら入力していくのでわかりやすいですね。
パスポートナンバーを間違えないように気をつけて。
とくにアルファベットの「O」と数字の「0」。ここ注意ね!
国籍や出生国、発行した国はここを見ている方のほとんどは日本だと思うので「JAPAN」と入力します。
他の国の場合は、該当する国名をアルファベットで入力してくださいね。
出生した市区町村もアルファベットですよ〜。例)「TOKYO」とかね
ここでは日本以外の国籍を持っている、または、持っていた人は入力してくださいな。
日本国民以外になったことがない人は赤枠だけ入力しましょ。
ここでは「両親」の苗字と名前を入力します。
2人分入力スペースがあるので父親と母親を入力するってことですね。
(注:すでに両親がなくなっている場合も入力してくださいね。必須事項なので空欄では申請できませんので。)
もし両親の名前がわからない場合は「unknown」と入力します。
空欄にしておかないようにしてくださいね。
続いて「あなたの連絡先情報」を入力します。
自分の住所が 例)東京都新宿区新宿1−1−1
だったとします。その場合は・・・
「ホームアドレスライン1」→ 1-1-1, Shinjuku
「市区町村」→ Shinjuku-ku
「州/都道府県/地方」→ Tokyo
「国」→ Japan
ホームアドレスライン2やアパートメントの部屋番号は住所にアパート名など他にもある場合に入力しますが、とくになければ空欄でも大丈夫。
「国番号+電話」→ 日本の国番号「81」と最初の「0」をはぶいた電話番号の入力します。
「電子メールアドレス」も2回同じものを入力します。
次にあなたの「勤務先情報」を入力します。
現在の勤務先、または以前の勤務先の情報を入力します。
最初に勤務経験の有無をリストから選びます。
勤務経験のある人は入力をするのですが、以前の勤務先が倒産していたりなくなっていたりしても入力しておいてくださいね。
もし住所がわからなければ「unknown」と入力しておきます。
日本の国番号は「81」ですよ〜。
ここまでできたら右下の「次へ」をクリックして3ページ目はいきましょー。
なかなか入力するだけでそれほど難しいわけではないんですけど、時間、かかりますね(⌒-⌒; )
3ページ目は「渡航情報の入力」です。
このページの1番目でアメリカへの渡航の目的を選びます。
「はい」または「いいえ」です。
私はハワイ、つまりアメリカが目的地なので「乗り継ぐため」ではありませんので、
「いいえ」を選択します。
んじゃ、米国内、私の場合はハワイでの連絡先を入力せよ!
アメリカ国内での連絡先としては、「友人」「親戚」「勤務先同僚」などが該当しますが、私みたいに単なる観光客にはそのようなものは存在いたしません!
そんな人は、滞在予定のホテルなどの名前や住所電話番号で良いそうです。
注意書きには「unknown」。つまり「わからない」と入力することもできるんですって。
一応滞在先のホテルの名前やらを入力しておきましたよ。
住所はよくわからなかったので、「州/都道府県/地方」の欄に「HAWAII」と入力しておきました。
電話番号もよくいろいろあってよくわからなかったので、「00000000」と0を8桁入力しました。
アメリカでの滞在先の住所などを入力したら右下の「次へ」をクリックして4ページ目へ移動しましょう。
次は適格性についての質問です?!
アメリカに入国できる適格性があるか質問がずらり!「適格性についての質問」
全部で9項目があります。
ちゃんと読んでくださいね!
「あなたは危険人物ではない???大丈夫???」
的な内容の質問が並びます。
正直に答える必要がありますが、基本的にはみなさん「いいえ」を選ぶと思います。
はい。
私も「いいえ」でした。
適格性の質問を終えたら「権利の放棄」をよく読んで、自分で自分の申請をしている人は赤枠にチェックを。
代理で申請している人はその下の項目にチェックを入れて右下の「次へ」をクリック。
ここまできたらあともうちょっと!
5ページ目。ステップ5!
「申請内容の確認」のページです。
これまで入力してきた内容が表示されますので間違いがないかチェックしまーす。
もし間違いがあったら、項目の右にある「Edit」をクリックして編集してくださいね。
確認して間違いがなかったら、一番下の「検証」から確認のためにパスポート情報を再度入力します。
パスポートの表記通りに、ちょっと面倒くさいけど入力しましょー!
入力したら「次へ」をクリックしてラストへ移動しましょー。
ここまできたらあとは「支払い」だけです。
この時点ではまだ支払いが済んでいないので手続きが完了してません。
この画面のすぐ下に申請者の「氏名」「生年月日」「申請番号」「パスポート番号」が表示されています。
このまま支払い手続きへ進まずにあとで支払いをする場合は、これらの情報が必要になるので印刷しておくと良いですね。
プラスして「支払い手続きの期限」も表示されています。
この期限までに支払いを済ませないとこれまでの手続き操作は取り消されてしまいます(´Д` )
ご注意を。
すぐに支払い手続きができる人は、画面内にある「支払いの概要」を確認して、免責事項を読んでチェックをし、「今すぐ支払う」をクリックします。
申請費用 →→→ 14ドル/1人
(代理店などを経由して申請すると70ドルくらいかかる場合も)
使用可能クレジットカード →→→ VISA、Master、アメリカンエクスプレス、DISCOVER、ダイナース、JCB
この画面でカードによるオンライン支払いをします。
ここでもアルファベットで入力します。
「請求書送付先」は自分の住所を英語で入力します。
例)東京都新宿区新宿1-1-1 →→→ 1-1-1 Shinjuku, Shinjuku-ku
「都市」は必須事項ではないのですが、「Tokyo」と入力しておきました。
あとは「クレジットカードの種類」やら「クレジットカード番号」やら「有効期限」やらを入力していきます。
「有効期限」は日と年を注意してくださいね。
最後にカード裏面の「セキュリティーコード」を入力して、「支払い送信」をクリック。
さぁ!支払っておしまいっ!
「支払い手続き注」でございます。
もうしばらくお待ち下さい〜。
しばらくすると次の画面へ移り変わるのですが、たまにこのまま表示が変わらない人もいるようです(⌒-⌒; )
その場合は2、3日してからまた確認してみてください。
渡航許可がおりた表示に画面が変わっているようです。
ちょっと時間がかかる場合もあるようですね。
そして支払いが完了!
この画面には写ってませんが、支払いが完了した人の氏名やら申請番号やらが表示されます。
自分のだよね?(笑)
これでエスタへの認証が承認されましたぁ〜♪
この画面を印刷しておくことをお勧めします。
私は印刷して、さらにevernoteにも入れておきました。
今回の旅行でもevernoteを利用しようと思ってますので、ね♪
自分でエスタ(ESTA)の申請ができない場合は・・・
例えば、インターネットを利用する環境がない。
例えば、申請している時間がない。
例えば、自分には申請が難しい。
例えば・・・よくわからん!
ってな場合、申請の代理サービスもありますのでそちらを利用するのも手ですね。
ただし、当然ですが代行してもらうので申請料金にプラスして代行の料金が5,000円〜10,000円ほどかかるようです。
旅行会社や代行サービスの会社でやってくれるようですよ。
この場合も日数には余裕をもって申請しましょーね。
申請が認証されるまでの時間が自分で直接申請するよりも時間がかかる場合がありますから。
緊急でも手続きしてくれるところもあるみたいですが、その分お値段は高くなります(⌒-⌒; )
事前に申請し忘れた!
72時間前までの申請が推奨されてますし、事前に申請しておいたほうが絶対に良いと思います。
が!
いろいろな準備に追われてついうっかり忘れてしまったり、急なアメリカ行きで申請している暇がなかった場合、緊急措置はありますよ^ ^
空港で緊急申請ができますから安心してください。
でも、空港では余裕をもっていたいですし、万が一認証がおりなかったことも考えると日数には余裕をもって事前に申請して認証をとっておきましょ〜。
エスタ(ESTA)公式申請サイト<日本語>:コチラ
米国大使館(東京・日本)<ビザサービス・ESTA>:コチラ
まずは米国大使館
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