エアアジアのバンコク乗り継ぎは便利なフライスルー
飛行機を乗り継ぐ時、気になるのが乗り継ぎ方法。
一度外に出ないといけないのか。
預けた荷物は一度ひき取らなくてはいけないのか。
どれくらい乗り継ぎに時間がかかるのか。
気になることはいっぱいです。
利用する航空会社によって、乗り継ぎ方法は違ってきます。
できるならスムーズな乗り継ぎができると嬉しいのですが・・・。
さて、エアアジアはどうなのでしょうか。
ドンムアン空港(バンコク)のチェックインは
時間がかかるらしい
タイのバンコクには空港が2つあり、大手キャリアの国際線はスワンナプーム空港を利用することが多いけれど、国内線やLCCはドンムアンと言う空港を利用することが多いのです。
近隣の国への便も多く乗り入れているドンムアン空港なので、チェックインや保安検査など混雑が予想されるみたいなんですね。
そしてそれは乗り継ぎも同じ。
でも、乗り継ぎ客としては次の飛行機のスケジュールもあるのであまり乗り継ぎの手続きに時間がかかるのは嬉しくないのです。(乗り継ぎじゃなくっても、旅ですから次の予定はあるわよねぇ。そしたら時間がかかって欲しくはないわよねぇ。)
特に、乗り継ぎ時間がタイトな場合、ヤキモキしちゃいます。
混雑ぶりなんですが、下手をするとチェックインとか保安検査とかでも、1時間とかかかってしまう場合も少なくないらしいっ。
もちろん時期だったり時間帯だったりでそれも変わるとは思いますが、そんなに時間がかかるのはやっぱり、ねぇ・・・。
航空会社によっては、乗り継ぎ便と同じ航空会社であったり提携会社であったりすると、乗り継ぎ地で預け荷物を引き取ることなく最終目的地まで荷物を運んでくれる「バゲッジスルー」をしてくれる場合があります。
スワンナプーム空港乗り継ぎではありましたが、東京ーチェンマイ間を旅した時は、JALでもタイ航空でもバゲッジスルーしてもらえました。
一度バンコクで街に行きたい場合はまた状況が変わりますが、シンプルに乗り継ぎのみをする場合は本当に楽ちん♫
エアアジアでドンムアン乗り継ぎには
フライスルーが適応されるんですってよ!
さて、ではエアアジアでも最終目的地まで預け荷物を運んでくれる「バゲッジスルー」はあるのかしら。
出発血で乗り継ぎ後のチェックインも済ませてくれないかしら?
LCCだから無理かなぁ・・・。
とも思ったのですが、LCCのエアアジアでもできるんです!
ドンムアン空港乗り継ぎの便なら!
それが「フライスルー」です。
エアアジアのフライスルーって何?
フライスルーとは・・・
目的地まで2つの便を乗り継ぐ場合、経由する国がある場合に適用されます。
・荷物は最終目的地で受け取れる(経由地で一度引き取る必要がない)
・経由地でチェックインする必要がない
・国際便から国際便への乗り継ぎの場合は、入国審査は必要無し
・遅延などで乗り継ぎ予定の便に乗れなかった場合に無料で対応してくれる
乗り継ぎがとっても楽チンなシステムなんです〜。
空港や便によっては、係りの人が案内してくれるのですんなりと乗り継ぎが出来てしまうんです。迷わなくていいっ。
私の今回の旅は、日本(東京)からタイのチェンマイまで行くスケジュール。
乗り継ぎはタイのバンコク「ドンムアン空港」です。
つまり、ドンムアン空港での乗り継ぎ時にフライスルーが発揮されちゃうわけなんです。
混雑が予想されるチェックインカウンターへ行く必要がないのです。
実際にフライスルーで乗り継いでみた!
さて、では早速実際に体験してみました!
フライスルーしたのは
<行き>日本(成田)発 ー ドンムアン空港(バンコク)経由 ー チェンマイ行
<帰り>チェンマイ発 ー ドンムアン空港(バンコク)経由 ー 日本(成田)行
です。
ということは、バンコクのドンムアン空港で乗り継ぎです。フライスルーです。
行き
成田空港からドンムアン空港へ到着。
飛行機を降りて建物に入り、「Transfer」の看板を発見。
矢印は「左へ行け」。
その後もとにかく「Transfer」の看板を見ながらひたすらその指示に従って進みます。
しばらく歩くと右手に「Immigration イミグレーション」「Baggage Claim バゲッジクレイム」が見えてきます。でもそっちには行かないで。
そこを通り過ぎ「Transfer」はまだまっすぐ。看板を見ながら進みますがなんだか一気に人気が・・・。
あまりに人のいなさに、ちょっと不安になりつつも(笑)それでも心配しないで。
「Transfer to International」と「Transfer to Domestic」の看板が見えてきます。
国際線への乗り継ぎはまだまっすぐに進むらしいのですが、国内線への乗り継ぎはここで右に曲がります。
私はタイ国内のチェンマイへ行くので、国内線への乗り継ぎ。
なので「Transfer to Domestic」の看板に従います。
右へ曲がるようですね。
写真ではちょっとしか映っていませんが、右側に扉があります。ここを入るのです。
この時は、ノックエアーの乗り継ぎ看板とエアアジアのフライスルーの看板が出てました。
さらに「Transfer to Domestic」の看板の示す矢印の方向へ進みます。何気に遠いですが頑張って。
スワンナプームの乗り継ぎよりは遠くはないですけど。
ちょっと人がいなくて不安になりますが、大丈夫!
再びエアアジアのフライスルーの看板が。
ようやくです。ここを右に進みましょう。自動ドアの向こう側に行っちゃいましょう。
ここでカウンターがあるので、お姉さんにパスポートと搭乗券を見せてしばし待ち。
入国審査です。
ドンムアンでは入国審査もとっても混雑するって聞いてましたが、さすがフライスルー!
フライスルーの人しかいないので、10分ほどで通過できました。
フライスルーではなく、一度タイへ入国をしてからまたチェックインをして・・・となると、かなり並ぶんでしょうね・・・。
フライスルーのおかげで、まぁまぁ歩きましたがスムーズに乗り継ぎできました♫
フライスルーはこれだけでは終わりません(笑)
最終目的地のチェンマイへ着き、建物に入ると係りの人がいてフライスルーの人だけ集められます。スタッフさんが口頭で呼びかけし、さらに名前が書かれた紙も持ってます。乗り継ぎした人は要チェックです。
ちなみに最初のチェックイン時にもらったシールは胸などの見やすいところに貼っておきましょう。
フライスルーの大事な目印ですからね。ちゃんと貼っておきましょーね。
この時は全部で5名ほど。
その他の人は別の方向(国内線エリア)へ歩いて行きましたが、私たちは係りの人に連れられて違う方向(国際線エリア)へ。
大方の人は、ドンムアンから国内線として乗っているので預けた荷物は当然国内線のバゲッジクレームに出てきます。
でも私たちは国際線からの国内線。しかもフライスルー。
ドンムアンから乗ってきた便は国内線でも荷物などは国際線扱い。なわけで、預けた手荷物は国際線のところに出てくるので、他のみなさまと行き先が違うのです。
係りの人に連れらるがまま歩いていくと、ものすごい混雑した長蛇の列を目撃!
みんなで顔を合わせて、「え、まじでこの列に並ぶの・・・」とちょっと引きましたが、私たちはその長蛇の列を横目に、扉を抜けていきます。
思わず、さっき会ったばかりの人たちと「あれに並ぶのかと思ったぁ〜」とホッとした思いを分かち合っちゃいました(笑)
さて、近道?をして混雑を避けてたどり着いたのが、国際線のバゲッジクレーム。
私たちの荷物はすでにそこに用意されておりました。
乗り継ぎだけじゃなく、到着地でもスムーズな事っ♫
無事に乗り継ぎをして目的地のチェンマイへ辿り着きましたぁ〜。
帰り
チェンマイからバンコクのドンムアン空港を乗り継いで日本に帰る、帰りの便。
もちろんここでも、ドンムアン空港でフライスルーです。
ドンムアン空港でチェンマイからの国内線の飛行機を降りて建物に入ると、すぐそこに係りの人が待ち構えております。フライスルーの人、乗り継ぎの人を集めてました。
口頭でも呼ばれますが、フライトナンバーとか行き先とかが書かれてるので見落とさないように。人数の少ない目的地の場合は、名前が書かれてたりもします。
あとは、胸にチェックインの時にもらったシールを貼っておくことで、係りの人に見つけてもらいやすくもできますので、シールは見やすいところに貼っておきましょう。
(これは行きにもらったシールです)
乗り継ぎの人が全員集まったら、移動開始!団体行動、開始!
係りの人に連れられて、フライスルーの場所まで案内されました。
係の人、足が速いのでとっとこ進んでしまいます。のんびりしてると容赦なく置いていかれるので、不安な人は遅れをとらないように(笑)
行きと同じようにエアアジアのフライスルーの赤い看板が見え、そこで簡単に手続きします。
ここで左に曲がりますよー。案内係りはここでおしまいっ。
ここでパスポートをカウンターで見せたら、それが終わったら、もう出発フロアです。
今回も、迷うことなく出発フロアへ到着です。
エスカレーターがあるのでここを登ればすぐそこ。
はい。出発ロビーに到着。乗り継ぎ手続き、終了です。
フライスルー、本当に便利です。楽ちんです。
C.I.Q.とは?
日本からバンコクで乗り継ぎをするときに渡されるシール。
そして目印にする「C.I.Q.」の看板。
国際線と国内線の乗り継ぎの際、一旦空港の外に出ずに乗り継ぎをするときにこれが目印になるんですけど、果たしてその意味ってなんなんでしょう???
C.I.Q.とは・・・
国境を越える全ての人や物の移動、交通において必要な出入国手続きの総称。
C=Customs(税関)
I=Immigration(出入国管理)
Q=Quarantine(検疫)
つまりですね、チェックインをした空港でこの出入国時に必要な3つの手続きを済ませた人ですよぉ〜。と言う印なんです。
看板の「C.I.Q. Passengers」は、「C.I.Q.が済んだ人はこっちです」ってな意味ってことですなぁ。
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