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海外でパスポートを紛失したっ!パスポートの再発行?それとも?

2021年3月4日

海外でのトラブルで考えられることの1つ。
パスポートを紛失または盗難にあった場合
現地でどうすればいいのでしょうか。

大きく分けて2通り。

 ・パスポートの再発行
 ・帰国のための渡航書の発行

 

このどちらかを行う必要があります。
じゃないと日本に帰れませんっ。

 

旅行先での滞在期間や、その後日本へ帰国するか他の国へ行くかなどでどちらの手続きをするか変わります。
さて、どちらの手続きをしたらいいのかなっ。

 

 

目次

どちらを発行してもらえばいい?何が違うの?

現地でパスポートを紛失・盗難にあった場合、手元にパスポートがない状態!

パスポートがないとその国を出ることができないっ。
日本に帰れないし、他のどこの国にも行けないっ。
迅速に日本領事館に相談をしてくださいなっ。
警察への届けも忘れずにっ。

で、その後にする手続きとして2種類の方法をとります。
これ、何が違うの???どっちをすればいいの???

 

パスポートの再発行

現地でパスポート自体を再発行
(正確には新しくパスポートを作ることになります)。

私はこれ一択かと思ってました(⌒-⌒; )

 

でも、必ずしもパスポートの再発行をする必要はありません。
日本に戻ってきてから改めてパスポートを発行してもいいのです。

今後の滞在日数や緊急度、書類の有無などによって再発行をするかしないか選べばOK。
または、日本に帰国する前に他の国へ行く場合は現地で再発行が必要になります。

留学中とか長期滞在中の場合は再発行してもらうと良いですね。
滞在日数に余裕があって、他の国にも行く場合も再発行してもらうと良いですね。

 

現地で再発行するメリット

日本に帰国以外に他の国へも行ける

パスポートが手元にある状態になる(身分証にもなる)

日本に戻ってからパスポートを発行する必要がない

帰国日に合わせて発行してもらう日程調整をする必要がない

 

現地で再発行するデメリット

発行されるまで日にちがかかる(1週間前後)

戸籍抄本または戸籍謄本が必要になる(原本が必要)

 

パスポートの再発行は戸籍謄本か戸籍抄本が必要になるため、持っていない場合は日本にいる家族・友人から役所で用意してもらい郵送してもらう必要があります。
(発行には原本が必要とあるためFAXで送付しても認めてもらえない可能性が高いです。)
これは時間も手間も、また迷惑もかけてしまうため、短期の旅行であった場合は渡航書を申請するのが一般的です。

 

 

渡航書を発行してもらう

現地でパスポートを発行してもらう以外の方法。
日本に帰国するための一時的な書類の発行。

短期滞在の旅行なら渡航書の発行をしてもらいましょう〜。

 

帰国のための渡航書を発行するメリット

基本的に即日発行(週末は領事館が休みの場合もあるので、その場合は即日にはならない・・・かな・・・)。
国、領事館によっては2~3日程度。比較的すぐに発行してくれます。

戸籍抄本もコピーで大丈夫な場合も
(運転免許証などの国籍と本人確認ができるものでも大丈夫な場合も)

 

デメリット

発行してからの有効期限が7〜10日程度
(なので帰国日に合わせて申請しなくてはならない)

パスポートではないので
日本に戻ってからパスポートを作らなくてはならない(必要な場合)

日本への帰国しかできない(渡航書で他の国に入国はできない)

航空券も直通便、もしくは他国へ入国せずにトランジットできる経由便、同一国内の経由便を予約しなければならない

出国時やトランジット時の空港で、職員にすんなりと通してもらえないことも(笑)
(渡航所を頻繁に目にしていないからか、なかなか理解してもらえず色々と質問されたりすることも。結果的にはちゃんと通してもらって帰国できます。もちろんですけどね〜。)

 

 

 

必要書類

再発行の場合

・ポリスレポート(現地警察で発行してもらう)

・紛失一般旅券等届出書(日本大使館で作成、申請する)

・一般旅券発給申請書1枚

・写真(縦45mm×横35mm)1枚

・戸籍謄本または戸籍抄本(原本)1枚

 

渡航書の場合

・渡航書発給申請書1枚

・写真(縦45mm×横35mm)1枚

・戸籍謄本または戸籍抄本(コピー可)、または住民票や本籍地が記載された運転免許証など(日本国籍が確認出来るもので6ヶ月以内のもの)

・帰りの航空券や日程表

 

パスポートのコピーは用意が必要だけど必須書類ではなかった!

海外旅行に行く時、万が一パスポートを紛失した時に必要になるとのことでパスポートのコピー写真を携帯していました。

ですが、実際にパスポートの再発行(新規発給)や渡航書の発行の際の必要書類としては紛失したパスポートのコピーは入っていない・・・。
つまり、
パスポートのコピーがあったとしても、パスポートの発給はできない。し、帰国のための渡航書だって発行してもらいないのだ・・・。

ただし、コピーがあることで手続きがスムーズに進むのは間違いないのでコピーを持っていることは無駄じゃぁないし、むしろ必要
今後の海外旅行時にもオススメであることは変わりない。
それに、持ち歩くことだったり、車やバイクをレンタルする際にパスポートを預けたりすることもあるので、パスポートのコピーは持っていると何かと便利ではありますよ〜。

 

パスポートのコピーは
『顔写真のあるページ』『所持人記入欄ページ』
もコピーしておきましょ。

 

 

まずはポリスレポート(紛失届・盗難届け)を
作ってもらおう

パスポートの紛失や盗難に気づいたら、まずは現地の最寄りの警察へ行く!
日本大使館でパスポートの再発行手続きや帰国のための渡航書を発行してもらう際に
「紛失届出を立証する書類」などが必要になります。
これは現地の警察で作ってもらう必要があるんです。
これが「ポリスレポート」ね。

もし可能なら現地の言葉が話せる人と一緒に行きましょ。
旅行会社のツアーなどであればガイドさんや旅行会社のヘルプデスクに相談すると良いかもね。

 

クレジットカード会社のサポートデスクを利用するのも手

個人旅行などでガイドさんなど頼れる人がいない場合、クレジットカード会社の現地サポートデスクを利用するのも手ですよ〜。

一番心配なのが言葉

クレジットカードのサポートデスクなら、安心の日本語で相談ができます。
大抵のクレジットカードにはトラベルサポートが付いているので、旅行前にチェックしておいて〜。

 

海外旅行保険が自動付帯されるエポスカードにも、もちろんトラベルサポートデスクがあります。しかも24時間対応OK!

 

 

参考英会話

紛失や盗難にあったら、まずは現地の警察へ行ってポリスレポートを作ってもらわなくてはなりません。
そんな時、現地ガイドさんがいれば心配いりませんが、そうではない時は自力で説明しなくてはっ。

ということで、簡単な英語の文章とか日本の住所を英語にしておくなど、ちょっとした準備が万が一の時の安心に繋がりますのよ(^_^)

 

I've lost my passport.(私はパスポートを紛失しました。)

I have been stolen passport.(私はパスポートを盗難されました。)

Where is the Japanese embassy?(日本大使館はどこですか?)

Please make out a report of the loss certificate.(紛失証明書を作成してください。)

Please make out a report of the theft.(盗難証明書を作成してください。)

I need your police report to get a temporary passport. (仮のパスポート発行にポリスレポートが必要です。)

 

 

参考サイト

・パスポート申請に必要な書類(外務省)

・こんな時、パスポートQ&A(外務省)

・海外安全ホームページ/重要なお知らせ(外務省)

・在外公館リスト