パスポートの発行や紛失時に必要な戸籍抄本(謄本)の取得をしてみようっ!
パスポートの新規発行(有効期限切れ後にパスポートを作る時もね)時に必要な戸籍抄本。
日本で普通に新規発行の時以外でも、海外でパスポートを紛失した際にも必要になるんです。
しかも、日本に帰るためにねっ。
普段の生活の中で頻繁に登場することのない戸籍抄本。
戸籍謄本との違いですら、よくわからんってのにさぁっ。
戸籍謄本?戸籍抄本?どっちが必要なの?
私、この2つ、よくわかっていませんでした(笑)
パスポートを作る(日本での新規発給でも海外で発給するにしても)時に必要な書類なんですが、「戸籍謄本」も「戸籍抄本」も
何が違うのかがよくわからないっ。
そして、パスポートに使うのに、どっちが良いのかもわからないっ。
結果的に言うと、
海外でパスポートを紛失して現地で手続きするのにはどっちでも構いません!
海外の現地で「パスポートを発給」してもらうにしても、日本に帰るためだけの「帰国のための渡航書」を発行してもらうにしても、日本でパスポートを新規発給するにしても、戸籍謄本でも戸籍抄本でもどっちでもいーんです。
要は本人の国籍が日本にあるかの証明が必要ってなだけなんで。
ちなみに、どっちを取得しても役所に支払う手数料は同じです〜。
んじゃ、この2つ、何が違うわけなんでしょ???
戸籍謄本
その戸籍に入っている全員の情報が書かれているもの。
なので家族みんなの(夫婦と未婚の子の全員分)が書かれているってことです。
「全部事項証明書」と呼ばれます。
戸籍抄本
戸籍の一個人のもののみが書かれている。
同じ戸籍に入っていても家族の分はここには書かれてません。
「個人事項証明書」と呼ばれます。
家族全員のパスポートを一緒に新規で作るときは戸籍謄本の方が1枚で済むからいいですね。
一人分のものが欲しい場合は、戸籍抄本で十分。シンプルで見やすいし、いいですね。
戸籍謄本(抄本)は本籍地のある役所でしか取れませんっ
本籍地のある場所と現在住んでいる場所が同じなら特に問題ありませんが、引っ越ししていたり駐在していたり、必ずしも現在住んでいる場所と本籍の場所が同じとは限りません。
引っ越しをしても住民票は変えても本籍を変えていない人も少なくないはず。
実際、私も本籍地とは違う場所に住んでますっ。
本籍地、もしくは近い場所に住んでいれば良いですが、本籍地から遠い場所に住んでいる場合は要注意!
なぜなら、
戸籍謄本(抄本)は本籍地のある役所でしか取れないからですっ!
もし遠い場所に住んでいる場合は
郵送でも戸籍謄本(抄本)を受け取ることができます。
ですが当然ながら日数がかかります。
なので本籍地以外に住んでいる場合は、早めに取り寄せの手続きする必要がありますよぉ〜。
申請用紙を送って、それを処理してもらってまた送り返してもらう。
単純に1日2日で受け取れないですよね・・・。
そのため緊急で対応ができなくなりますので、事前の用意が必要かなっ。
本籍地が遠方または海外にいる時に必要になって、
本籍地近くにいる人に代理で取ってもらうこともできます。
そんな場合、代理人でも戸籍謄本(抄本)を取ることができるんですけど、注意が必要なんですっ。
それでもやっぱり、即日で手に入らない場合もっっ。
戸籍謄本(抄本)の取得は直系の親族ならスムーズに。
直系の親族って・・・誰?
本籍地が遠方。
海外でトラブルにあって緊急で必要になった。
などなど、本人が戸籍謄本(抄本)を取りに行くことが難しい時がある。
そんな時、親戚や友達がいるから取ってきてもらおう♫
としたいところですが・・・
ちょっと待ってっ!
その人、直系の親族ですか???
戸籍謄本(抄本)を委任状なしに取得できるのは、
戸籍に乗っている本人とその直系の親族までよっ。
直系の親族とは誰???
自分の両親、祖父母、曾祖父母
自分の子供、孫、ひ孫
兄弟、姉妹、叔父、叔母は直系じゃなく傍系になるので委任状無しでは戸籍を取得できないんですっ。
たとえ普段、同居しててもね。(マジか・・・)
直系の親族以外の人が取得するには、本人の委任状が必要になりますよぉ〜。
逆に言えば、本人の委任状があれば友達でも取得は可能です。
(でも、親よりも兄弟の方がなにかとお願しやすい場合もあるよねぇ~)
兄弟・姉妹が委任状なしに取得するには
親、子供がいない、もしくは役所に取りに行けない状態で、兄弟・姉妹にお願いする場合は委任状が必要になりますが、本人からの委任状を待っている時間はないっ!
そんな場合、ちょっと工夫してみよう!
本人と兄弟・姉妹が同じ戸籍に入っているなら兄弟・姉妹本人の戸籍謄本をとってきてもらいましょう。
兄弟・姉妹が結婚などで戸籍が別になっているなら親の戸籍謄本を取ってもらいましょう。
※自分が結婚している場合は、委任状無しでは兄弟・姉妹ではとれないです。。。
ここで注意すべきなのが、「戸籍謄本」を取るってことです。
申請書類としては「戸籍抄本」でも構わないのですが、ここでは「戸籍謄本」の取得がカギなんですっ。間違えないでねっ。
戸籍謄本なら家族全員の名前が入っているので、自ずと自分の本籍もわかるということです。
(ただし、結婚などで除籍された後に戸籍の改正が行われていると、除籍の履歴もなくなってしまている場合があります。注意!)
戸籍謄本(戸籍抄本)を取る際の必要書類は?
意外とシンプルです(笑)
※パスポート、運転免許証、写真付きマイナンバーカード等
・本人の印鑑
・本籍地の住所(証明書が無くても書ければOK)
・手数料(現金)※1通450円
うっかり忘れやすいのが「本籍地の住所」。
現住所と違う本籍地の場合はあらかじめ準備しておいてくださいね。
申請書類に記入するところがありますから。
運転免許証に本籍地書いてあるから大丈夫♪
なぁんて思ってましたけど、それってだいぶ前のこと・・・。
今の運転免許証には本籍地の記載はありませんのでご注意を(笑)
申請書類は役所にありますから行ってから書けば大丈夫。
あとは取に行く役所に従って取得してくださいなぁ~。
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